<第1話>結婚相談所入会、そしてデビュー

はじめに

20代も後半に入って何の出会いもない自身の将来に不安を感じ、婚活をスタート。婚活パーティーやアプリでは殆ど結果が出ず、最終手段の気持ちで結婚相談所に入会した私が成婚退会するまでの道のりです。

プロフィール

  • 性別:男
  • 年齢:入会時28歳→退会時30歳
  • 住所:愛知県西三河
  • 住居:入会時実家暮らし→退会時一人暮らし
  • 続柄:長男
  • 最終学歴:大学卒業
  • 職業:会社員(正社員)
  • 休日:不規則勤務で基本平日休み
  • 年収:入会時380万円→退会時440万円
  • 趣味:旅行、ドライブ、読書 実は鉄道ファン
  • お酒/タバコ:飲まない/吸わない
  • 婚姻歴:初婚
  • 入会前の交際人数:1人(婚活を始めるまでは交際経験なし)

結婚相談所に入会したきっかけ

「30歳」という現実が目の前に迫る中で、生まれてから恋愛経験ゼロ、28年間彼女無し、職場は基本的に男ばかりで出会い無し、平日休みなのが出会いの無さに輪を掛けている、という状況。「今を逃すと一生結婚できないな」と思ったのが婚活を始めたきっかけです。もともと「30歳までに結婚する」という目標を持っており、これを達成するには出会いの場を自分から探しに行かなければ、と思いました。

まずは土日で出勤時間が遅い日を狙って、職場の先輩が奥さんと出会ったという婚活パーティーに参加しました。そこではマッチングして交際に至りましたが、長続きせず3ヶ月ほどで別れてしまいました。その後も祝祭日で偶然自分の休みに当たった日などに参加しましたがマッチングなしが続き、これが最後と臨んだ回でも戦果ゼロで心が折れました。並行してアプリもやりましたがこちらも言うまでもありません。
もともと「結婚相談所に入れば結婚できる」と漠然としたイメージを持っており、思い切って市の結婚相談事業への登録と三河地区に強いアシスト良縁に入会することにしました。

デビュー後

12月に入会の手続きをして、私のプロフィールがIBJのアプリ上に公開されたのが年明け1月。私は早生まれのためこの時点で29歳まであと僅か、目標の30歳まで残すところ1年少々といったところ。鉄道という不景気に強い安定企業とはいえ公務員やメーカー系のハイスペに比べたら見劣りする年収のため、多少の苦戦は覚悟していました。

デビュー直後に成立したお見合いは確か3名だったと記憶しています。うち2人は「フィーリングが合わない」、「休みが合わない」という理由でお断りされました。当時は「まだ始まったばかりだし、そんなこともあるよね」と気にも留めませんでしたが、後にこの「休みが合わない」が私を大きく苦しめ、活動方針を根本から転換させることになります。

初めての仮交際と大きな失敗

初めて仮交際に入ったのは最初にお見合いした方でした。同じアシスト良縁の会員で、学部は違ったものの同じ大学の後輩です。今思えばこれで一気に舞い上がってしまっていたように感じます。雪乃さんからは「冷静に」と釘を刺されていたのですが。
先に書いたように恋愛経験ほぼゼロの状態で女性の扱い方など知っているはずもなく、雪乃さんからの「お相手に興味を持つ」、「お相手の興味のあることに興味を持つ」というアドバイスを自分なりに解釈して初デートに臨みました。

この初デートで自分なりの感触は良好、次のデートの約束を取り付けることができたため私の気持ちはその方だけに向いていました。そして次のデートの日程調整で私は大きな失敗をしてしまいました。
私は平日休み、お相手は土日休みということで、土日の私の仕事終わりに食事をする約束でした。しかし私は翌日の勤務の調整を失念しており、当日の夜に再び出勤しなければならないことが判明してデートの再調整が必要となってしまいました。私は「運転関係の事故以外は大袈裟に謝っておけば大抵丸く収まる」という職場の風土の延長で、「取り敢えず謝罪文を送ろう」と、長々とした謝罪のLINEを送りました。今思えば非常に悪手で、考えが甘かったと言わざるをえません。
当然ながら「重い」と思われて即お断りされ、浮かれていた私の気持ちは音を立てて崩れ落ち、意気消沈することになります。入会フィーバーはここで終了しました。

⇒「<第2話>停滞期と休会、そして初めてのお断り」につづく…(3月2日配信予定)